男性の中にも、VIO脱毛をしてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事は、VIO脱毛を検討はしてみたものの恥ずかしさもあって、なかなか一歩踏み出せないという男性のためのものです。
目次
まずはVIO脱毛施術のやり方、手順を説明します。
VIOは男性器周辺を指しますが、その中でもV・I・Oそれぞれのラインで区別しています。
施術の仕方も違ってくるので解説していきましょう。
Vライン
恥骨から陰毛部、左右の脚の付け根までの三角形の部分を指します。別名ビキニラインと呼ばれる場所です。
Iライン
男性器から陰嚢(いんのう・玉袋)そして肛門にかけての股を指します。
Oライン
肛門周辺部のことです。
Vラインの施術は、ベッドに仰向けになり少し脚を開いた状態が患者の姿勢です。
照射可能かの確認が終わったあと、施術が開始されます。
脱毛器によりジェルが必要であれば塗り、試し打ちをして痛みの確認をしながら、施術者がパワーを調整。
この時点で痛みがあった場合は、伝えれば出力を落としてくれます。
性器はタオルで覆われているので、恥ずかしさはそれほど感じることはないでしょう。
陰茎のほか、睾丸、陰嚢から肛門周辺までを脱毛するのが、Iラインの施術です。
片脚を立て外側に倒すのが、患者の姿勢です。
紙ショーツやタオルで性器は隠して、脱毛する部位のみを露出させて照射。
局部を開く姿勢であるため、もっとも抵抗を感じる部位でしょう。
ただ施術中に露出するのは、照射する部位だけなので思ったよりも恥ずかしさは感じないはずです。
Oラインは肛門周りのムダ毛を脱毛する施術です。
ベッドにうつ伏せもしくは横向きになり、Oラインが見えるようにするのが患者の姿勢。
範囲が狭いため、もっとも短時間で終わる施術です。
恥ずかしさも短時間だけなので、慣れてくればリラックスして受けることができるでしょう。
メンズ脱毛の施術当日の流れを紹介していきます。
クリニックなどで多少の違いはありますが、流れ的には同じなので参考にしてください。
①受付を済ませてカウンセリングを受ける
カウンセリングの際にはプラン、料金の確認が行われます。
注意事項も伝えられるのでよく聞いておきましょう。
②施術室で着替えを行う
紙ショーツや施術着、タオル、ガウンが用意されています。
③施術台に乗る
施術室で脱毛器の説明を受けることもありますが、終わったら施術台へ横になります。
④照射開始
冷却ジェルが必要な場合は塗り、脱毛部位に照射していきます。
⑤照射終了
照射を終えたあとは、薬は保護クリームを塗り施術終了。
次の施術に適した時期を教えてもらえるので、予約を入れて帰宅しましょう。
メンズ脱毛を受ける前に、自分でしておくべき準備があります。
施術を良い流れで受けるためでもありますが、施術者へのエチケットとしても行うべきことです。
レーザー脱毛の照射前には、自分でシェーバーを使い、毛の自己処理を行っておきましょう。
脱毛器は成長期の毛に対して反応するので、毛抜きでの手入れは必要ありません。
まずハサミで長い毛をカットしていきます。
短くできたら、電気シェーバーを使うのがもっとも肌に負担を掛けない方法でしょう。
皮膚を巻き込まないように注意して、Iライン、Oラインは手鏡を使いながら処理をするのがおすすめ。
自己処理をするのは、施術の前日の入浴後がベストです。
VIO周りは、だれでも汗で蒸れやすく、排せつの際の汚れがついているものです。
毛穴が詰まっていたり、汚れていたりすると脱毛器の効果が低下してしまいます。
また、慣れているとはいえ施術者も人。清潔な方が気持ちよく施術を行えます。
脱毛の前は自分でできる範囲で、シャワーやウェットティッシュで汚れや汗を落としておきましょう。
デリケートゾーンのVIO脱毛を受けるにあたって、気になるのは施術者が男性、女性いずれかというところでしょう。
メンズの医療脱毛の場合は、男性医師が行います。
エステサロンは女性が行うところもありますが、男性スタッフが常駐しているメンズ脱毛エステもあります。
男性、女性の施術者の違いはもちろんですが、効果や医師がトラブルに対応できることを考えても、クリニックで受ける医療脱毛がおすすめです。
VIO脱毛は男女関わらず、皮膚が薄いところもあるために痛みはあります。
医療脱毛であれば、麻酔を使って和らげたり機器の出力を落としたりするなど工夫をしてくれるでしょう。医師へ相談してください。
また、回数を重ねて毛が薄く、細くなっていけば痛みはかなり軽減されます。
初回は毛が濃いためどうしても痛いです。3回目までは強めの痛みを感じます。
ただ、毛が薄くなっていけばいくほど痛みは和らいでいきます。
6回目以降は少し痛みを感じられますが、目に見える効果が出ている頃です。
10回目ほどになると痛みはあまり感じずにスムーズに施術を受けられますよ。
メンズ脱毛、特にVIOラインはデリケートゾーンであるため、恥ずかしさが先に立つのは仕方がありません。
施術の流れで示した通り、極力露出がないような工夫をしています。
クリニック、エステサロンどちらで受けた方の意見でも、思ったほどではなかったという人がほとんどです。
男性の生理現象として陰茎が反応してしまうことを心配されている方も多いでしょう。
ただ施術者はプロフェッショナルであり、見慣れているため意識する必要はありません。
メンズ脱毛やほかの美容医療のお悩みは、メンズクリニックディランへ相談しましょう。
カウンセリングは男性医師が担当して、丁寧なヒアリングと適切な説明を行ってくれます。
施術はプライバシーが守られた空間で、痛みをもっとも感じない最新式の蓄熱式レーザーで脱毛施術を行ってくれます。
初めての脱毛、美容医療はもちろん、他のところで受けた施術に不安がある場合のセカンドオピニオンとしても利用価値の高いメンズ専門のクリニックです。
福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修、東京慈恵会医科大学附属病院救急部所属。おうえケアとわクリニック院長。「男性の立場から医療と健康を考える」という視点でメンズクリニックを開業。