ひげ脱毛を検討するうえで、ポイントのひとつとなるのが施術値段。
安くて効果がないのも困りますし、高すぎて途中で支払いができずやめてしまうのも中途半端になってしまう。
今回の記事は、そんな方のためにひげ脱毛の相場を紹介していきます。
医療レーザー、美容電気脱毛そしてエステサロンの光脱毛のどれを受けるかによって、施術料金は変わってきます。
その施術によって、「処理が簡単になればいい」「ツルツルにしたい」という要望によっても、回数が変わるため料金は違ってくるのです。
ここでは、ひげ脱毛の施術の代表的な3つの方法の施術の違いと、脱毛程度によって変わる回数、そして料金を紹介していきます。
医療レーザー脱毛は、美容クリニックで医師、看護師の資格をもった人だけが行える施術です。
メリットしては、永久脱毛が可能で短期間で終わるということ。
デメリットは痛みが強いのと、1回毎の料金が高くなるところです。
▼相場は以下となっています。
・ひげ剃りの回数が減るまでは5回~6回で、7万~9万
・ツルツルになるまでは、13回前後で13万から18万
美容電気脱毛は、美容クリニックと一部メンズエステでの扱いがある施術です。
1本毎の毛穴に針を刺し電気を流して脱毛をしていきます。
メリットは脱毛効果の高さとデザインを細かくできるところです。
デメリットとしては、痛みはかなり強くあり、また広範囲のひげを脱毛すると料金は高額になります。
▼相場は以下となっています。
・ひげ剃りの回数が減っていくまでは5回~6回で、15万から20万
・ツルツルになるまでは、約15回で25万~30万円
光脱毛はエステサロンで行える施術です。
メリットは、1回の料金が安く穏やかなパワーで脱毛していくので痛みが少ないということ。
デメリットは、永久脱毛ではないため長期間通い続けなければならないところです。
▼相場は以下となっています。
・ひげ剃りの回数が減るまでは8回~10回で、8万から10万円
・ツルツルになるまでは約15回で、25万~35万円
それぞれのクリニックやサロンによって違いはありますが、コース以外にオプション料金がかかる場合があります。
・麻酔代:2,000円~3,000円※クリニックのみ
・キャンセル料:3,000円前後
・カウンセリング料金:2,000円~3000円
そのほか、クリニックの場合は初診料や再診料が別途かかる場合があります。
オプション料金がすべて含まれているところもあるので、ホームページや問い合わせの際に確認しましょう。
ひげ脱毛の費用は高い…そう感じさせるのは以下の2つの理由からです。
クリニックで医療脱毛を受ける場合は、保険適用外になります。
保険適用されるのは、健康面に影響があるものだけです。
ひげ脱毛は美容目的になるため、すべて自己負担。
料金が違うのも、保険適用外の自由診療だからです。
すぐにひげが抜けて、ツルツルにならないのがひげ脱毛。
何度も通わなければならず、施術の間隔も空けなければなりません。
施術完了するまで2年ほどを見る必要があることも、コストパフォーマンスの悪さを感じさせます。
ひげ脱毛を効率的に安く受ける方法もあります。
美容クリニックやエステサロンで、ひげ脱毛のキャンペーンの時期を狙うのはもっとも有効な手段です。
また部位を組み合わせたり、複数回数を最初に予約したりすると、コース割引価格で受けることができます。
画像や映像が流れることが平気であれば、モニター制度を使うこともかなり料金を安くできるでしょう。
ひげ脱毛を通常のコースで受けるにしても、しっかりと守りたいのが毛周期に合わせて施術をすることです。
全てのひげがバラバラな毛周期をもっているため、カウンセリングで知ることはできません。
脱毛施術の期間を2カ月ほど空けると、脱毛ができたところと残った部位がわかってきます。
回数を受けることで、毛周期をとらえやすくなっていくのです。
脱毛はその種類にかかわらず、成長期の毛にしか効果がありませんから、毛周期がみえやすい2カ月ごとには施術を受けるようにしましょう。
ひげ脱毛をする部位を絞り込むのも、安く施術を受ける工夫です。
すべてのひげの処理に困っていたり、悩んでいたりしているのでなければ、鼻下だけやあご下といった部位のポイントを絞り込むのがいいでしょう。
これならば一度の出費は抑えられます。
ただし、あとから部位を追加する予定がある場合は、最初の出費は多くなってもセット料金などで安くなる可能性大。
しっかりと検討してから、申し込むようにしましょう。
医療レーザー脱毛は高いというイメージをもつ人がいるでしょう。
ただ、永久脱毛ができるのは医療脱毛だけです。
エステサロンの光脱毛は、あくまでも減毛で一時期的にひげを薄くするだけで、満足できる状態をキープするには、半永久的に通わなければなりません。
また、パワーのあるレーザーを使う医療脱毛は、効果がでるのも早めです。
今後ひげを生やす予定はなく、それよりもツルツルな肌を手に入れたいと思うなら、医療レーザー脱毛は結果的にもっともコストパフォーマンスが良い施術になります。
ヒゲの永久脱毛をした結果、どんなメリットが得られるのでしょう。具体的な例を挙げて紹介していきます。
毎朝のひげ剃りは、面倒なうえに時間が意外とかかっています。
毎日5分ひげ剃りに費やすとすると、1年で1825分、約30時間です。
永久脱毛の施術は1回が約15分で、2カ月おきに受ければ1年で90分。
ツルツルになるまで2年かかるとしても180分です。
永久脱毛をしてしまえば、施術時間はかかることなく、毎年30時間短縮できます。
T字ひげ剃りは、安くても替え刃が10個ほどついて約3500円。
替え刃だけでも値段は変わりません。
シェービングフォームも肌に良いものを選べば、500円前後で毎日使えばバカになりません。
電気シェーバーは安くても5,000円前後、良いものであれば20,000円~30,000円のものまであります。
電池代、長く続けば刃が痛んでくるので剃り味が悪くなり、買い替えが必要になるでしょう。
50年ひげをそり続けることを考えれば、若いうちに永久脱毛をした方が節約できます。
ひげ剃りあとのアフターシェービングローションや、ニキビなどの肌トラブルでの通院や薬代も浮きます。
冬場であれば、ひげ剃りあとの手入れは乾燥を防ぐためにも必須。
ひげを剃ることで肌を守っている脂質も取ってしまうからです。
こういった費用も、永久脱毛をすれば削れます。
ひげ脱毛をすると悩みが解決したうえに、コストパフォーマンスが良くなる人がいます。
ここに例を挙げる方たちは、ひげ脱毛をとくにおすすめします。
ひげを剃っても、青く剃りあとが残るのは、顔色をくすませることもあり悩んでいる人が多いでしょう。
また青髭の人はひげが濃いですから、朝剃っても夕方には目立ってきます。
電気シェーバーを常に携帯するのも面倒でしょう。
そんな悩みが永久脱毛で解消。
完全に脱毛が終われば、顔色もよくなり周りの印象も良くなるはずです。
肌荒れで悩んでいる人も、永久脱毛がおすすめです。
ひげ剃り負けは、ヒリヒリと痛いもの。
また、乾燥肌やニキビ、吹き出物は自己処理で悪化してしまうことがよくあります。
永久脱毛で自己処理をする機会がなくなれば、肌トラブルから解放されます。
それだけでなく、医療レーザーには美肌効果もあるので、きれいな肌を取り戻すことが可能です。
仕事柄、毎日ひげを剃らなければならない人もいるでしょう。
眠さを残して慌ててひげを剃り、傷ができてしまえば顔にバンドエイドを貼って出勤ということも珍しくないはずです。
永久脱毛をすれば、時間短縮だけでなく、憂鬱な気分で出勤や出かけることがなくなります。
朝のゆとりを取り戻す効果も永久脱毛にはあるのです。
信頼できる医師の施術で、肌や毛に悩んでいるメンズはまずカウンセリングを受けてみましょう。
メンズクリニックディラン(Dylan)では、痛みの少ない最新の脱毛機を使用しています。
脱毛のお客様の問い合わせも多く、満足度が高いクリニックです。まずはカウンセリングを受診してみてくださいね。
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福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修、東京慈恵会医科大学附属病院救急部所属。おうえケアとわクリニック院長。「男性の立場から医療と健康を考える」という視点でメンズクリニックを開業。