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メンズ脱毛専門のクリニックや美容サロンが登場しているように、施術をする方は増えています。
ただ「脱毛は痛い」という口コミもあり、その不安から脱毛に踏み切れない方もまた大勢いるでしょう。
久しぶりのメンズ脱毛
今日はヒゲ🥸脱毛しました✨
(医療脱毛通算7回目)普段より来院している方が多かった印象🤔
麻酔クリームは必須です💊それでも痛いですが…😣
麻酔無しで施術とか余程のケチか変態だと思います🤣
次はどこかのタイミングでVIO予定です🫡
— うーさん。@配当金と株主優待でサイドFIREが目標の薬剤師 (@U_SAN_KABU_FIRE) October 9, 2023
痛みは部位や個人差があるものの、自身に合った施術法を選んで続けている人もいます。
それだけ効果があるということなのでしょう。
まずはメンズ脱毛が痛い、その代表的な理由を3つ紹介します。
脱毛施術に使う機種は、メラニン色素(毛の黒い色)に反応します。
毛が太く密集しているヒゲ、ワキ、VIOなどの部位は、メラニン色素が多く含まれているため反応が強く熱エネルギーが多く発生します。
その熱が痛みを感じさせてしまうのです。
とくに脱毛を始めたばかりの1回目や2回目ぐらいまでは痛みが強くなることが多いでしょう。
皮膚が薄いことも痛みを感じやすくさせる原因です。
とくに顔は他の部位と較べると皮膚が薄いため神経と近いため、痛みに対して強い反応が出ます。
ヒゲ脱毛はメンズ脱毛の人気の施術ですが、その部位は顔に集中しているだけに、個人差はあるものの痛みが出やすくなります。
また人気の施術だからこそ痛みを伝える口コミも多くなり、心理的に敏感になる影響も出てしまうのでしょう。
永久脱毛が可能な医療脱毛はレーザーを使って行われます。
レーザー脱毛器は毛根にあるメラニン色素を目掛けて照射して、毛根にダメージを与えることで脱毛効果を生み出しています。
毛根とはいえ、レーザーを照射するのですから皮膚にダメージが起きるのは当然のこと。
それがレーザーによる痛みの正体です。
メンズ脱毛でも痛みの度合いは部位によって違いがあります。
部位 | 痛みの感じ方 | 強い・弱い |
VIO | 電気が走るような痛み | 強い |
ヒゲ | ゴムで弾かれたような痛み | 強い |
足 | ピリッとした痛み | 中 |
ワキ | 鋭い熱を伴った痛み | 中 |
胸 | ピリッとした痛み | 弱 |
腕 | ほぼ感じない | 弱 |
背中 | ほぼ感じない | 弱 |
毛の質や多さによって個人差はあるものの、痛みを感じる部位をランキングで並べるとこのようになります。
YouTubeで一番登録者が多いメンズ脱毛の情報発信者が
「医療脱毛とニードル脱毛のハイブリッドが最強」
と言ってて「一理ある」と思った。
細い&着色部位は高出力のレーザーでもきつい場合があるもんな。
例えば乳輪と陰嚢・肛門・尻の谷間。
10数回以上やってたらありかもな、痛いだろうけど
— 剛毛男爵@メンズ脱毛(ヒゲ脱毛・全身脱毛)のDM相談受付中 (@gomodanshaku) July 4, 2023
ここではさらに部位を分けて痛みの感じ方を解説します。
毛の濃さに関係なく痛みを感じる部位がVIOの脱毛です。
痛みは電気が走るようなイメージで、強さはOがもっとも強く、I、Vとなります。
VIOはデリケートな部分であると同時に皮膚が薄いため、痛みを感じやすい代表的な部位です。
またアンダーヘアは太く濃い毛であるため、メラニン色素を多く含んでいます。
メラニン色素に反応して熱で毛根にダメージを当てるレーザー機器は照射により痛みを感じやすいのです。
特に初回から2回目は痛みを感じることが多いでしょう。
ただし照射した瞬間に痛みを感じるだけで、長く続くものではありません。
メンズ脱毛で人気のヒゲ脱毛ですが、皮膚が薄い顔は全体的に痛みを感じやすい部位です。
痛みはゴムでパチッと弾かれたように感じるでしょう。
ヒゲ脱毛の部位で痛みを感じるランキングをつけると、鼻下、口下、顎の順です。
ただしヒゲの濃さや太さで痛みが変わります。
ヒゲはVIOとともに脱毛で人気の部位ですが、痛みも上位を占めています。
足もメンズ脱毛では人気の部位です。
痛みはピリッとするもしくは大きな輪ゴムで弾かれたイメージで回数を重ねるごとに和らいでいきます。
足の中でもスネは毛量が多かったり太かったりする人ほど痛みは強めです。
痛みの表現は人それぞれですが、針でつつかれたように身体がびくつくほど激痛を感じたという方もいます。
逆に太ももはそこまで痛みは強く出なかったという感想が多いです。
痛くなかったという人もいれば、ピリピリと電気が走ったように感じた方もいるのがワキの脱毛。
痛みは静電気のような感じという方や輪ゴムで弾かれたようなイメージという人がいます。
この差は他の部位同様、毛の濃さや太さが影響しているのでしょう。
ワキも皮膚の薄い部分であり、神経も数多く通っているだけに痛みが出やすくなります。
痛みに対して強い、弱いではなく毛の質によって感じ方は変わります。
クリニックで行う医療レーザー脱毛と美容サロンの光脱毛を施術の種類によって痛みの差が出る部位ともいえます。
胸毛のある男性にとってはコンプレックスにもなる部位です。
痛みはピリッと感じるぐらいで、麻酔なしでも大丈夫という方が多め。
ただし胸毛が濃い、毛が太い場合は施術回数が浅い時期まで痛みを感じます。
また乳輪ギリギリの部位への照射は、皮膚が薄く敏感な部分だけに痛みを感じる人が多くいます。
それでもVIOやヒゲと較べれば、耐えられる程度といっていいでしょう。
腕はヒゲやVIOと較べると毛が濃くなりにくく太くもないので、痛みは少な目です。
美容サロンがメインに使用する光脱毛の場合はほぼ感じないという人がほとんど。
ただし、クリニックの医療レーザーを使用した場合は痛みがある場合があります。
とくに夏場で腕が日焼けをしている場合はレーザーが肌の色に反応してしまうため、痛みだけでなく肌トラブルを起こすことがあるので注意しましょう。
腕の中でも二の腕と肘下では毛質の違いがあるため痛みが違います。
二の腕は毛がそこまで濃くなることはないだけに、痛みは少ないといえるでしょう。
クリニックの医療脱毛、美容サロンの光脱毛ともに背中の脱毛範囲は首の下から腰の境目というところがほとんどです。
一般的には背中の脱毛は痛みが強くないとされています。
ただし毛量が多い人や太い毛の場合や肌質によって痛みを感じることがあります。
背中の毛量は自分で確認が難しいため、施術を受ける前にカウンセリングで相談するといいでしょう。
メンズ脱毛の痛みを和らげる方法は以下の通り。
ここではメンズ脱毛の痛みを抑える代表的な方法を解説。クリニックや美容サロンを選ぶ際の参考にもなるはずです。
メンズ脱毛には様々な方法があります。クリニックの医療レーザー脱毛、美容電気脱毛(永久脱毛)、美容サロンでの光脱毛など施術方法は多彩です。
ここでは脱毛方法や機種によって痛みの度合いがどれくらいかを表にしてみます。
クリニックのみ | 両方 | 両方 | |
種類 | レーザー | 美容電気脱毛 | 光脱毛 |
痛み | 強い | 非常に強い | かなり弱い |
麻酔 | 使用可 | 使用可(クリニックのみ) | 不可 |
クリニックで行う医療脱毛は効果は高めですが、人によっては強い痛みや肌トラブルを起こす場合があります。
一部クリニックや美容サロンは光脱毛を使用していますが、永久脱毛はできません。
クリニックで行う医療脱毛の場合は、ほぼ麻酔を使用できます。
医療脱毛は医師や看護師が施術するため麻酔がかけられますが、美容サロンでは医療行為ができないため不可となっているので注意しましょう。
我慢できないような強い痛みを感じている場合は、麻酔を使うことがほとんどです。
また痛がりの人は事前に相談することで、初回の施術から麻酔を使用することもあります。
とくに顔やVIOなど痛みを強く感じる部位の医療脱毛をする場合は、麻酔を使う方がストレスを感じずに施術が受けられます。
麻酔は以上のものが使われます。
多くのクリニックではオプション料金がかかるので、痛みが不安な人はカウンセリングで相談してみましょう。
現在多くのクリニックで使用されている医療脱毛機器は、痛みを抑えるための冷却装置のついた蓄熱式と脱毛効果の高い熱破壊式の2つの機能をもったものです。
照射方法 | 熱破壊式 | 蓄熱式 |
効果 | 強い | 弱い |
麻酔 | 使用可 | 使用可 |
熱破壊式はレーザー照射によって毛根にダメージを当てる方法で、蓄熱式はゆっくりと熱を与えていく方法です。
熱破壊式は痛みが強いですが効果が高く、蓄熱式は痛みは少ないですが脱毛効果も徐々に表れることで効果が感じにくくなっています。
医療レーザー脱毛が痛いという印象をもたれているのは、熱破壊式が原因であることが多いです。
しかし、熱破壊式の痛みは熱が原因となるため、冷却装置で施術中と施術前後と冷やし続けることで痛みはかなり抑えられます。
近年では熱破壊式と蓄熱式を切り替えて使える機種を導入しているところや熱破壊式でも冷却装置のついた機器を導入しているところが増えています。
痛みに不安のある方は切り替えができるものか熱破壊式で冷却機能があるものを使っているところを選ぶといいでしょう。
医療レーザー脱毛は毛根にやけどを負わせて組織を壊すことで永久脱毛させる施術です。
肌の内側にあるメラニンや毛根周辺に熱がこもりやすいことを利用して効果を高めています。
軽いとはいえやけどの症状であれば、冷却するのは当然と考えてしまうでしょう。
ただし冷やし過ぎると、毛根のダメージを回復させてしまうため脱毛の効果を下げてしまうこともあります。
レーザー脱毛の施術後は冷やし過ぎないことが大切。冷やすのであれば保冷剤などを使うのではなく、清潔なタオルを水で濡らす程度にしておきましょう。
もし時間が経っても痛みが消えない、熱が残っている場合は、医師に相談しましょう。
初めて医療脱毛を受ける際に、あえて弱い出力で始めることがあります。
また乾燥肌などで保湿力が足りていない場合も、同様に出力を下げます。これは痛みを抑える効果とともに、肌を慣れさせる必要があるからこその施術法。
もちろん自身で頼むことも可能なので、「あまりに痛すぎる」場合は施術中に伝えるようにしましょう。
効果を上げるために痛みを伝えたにもかかわらず出力を下げないということはありません。
最近の医療脱毛機器の進歩は目覚ましく、施術時間が短くなるだけでなく、照射間隔を狭めることをテーマにしているクリニックもあります。
ただそれはあくまでも痛みが我慢できる人です。痛みは個人差があって当然。
医療脱毛の施術は毛の濃さや太さだけは関係なく、肌にも影響を与えます。人によって肌の回復力は違います。
気になるところがあれば、医師に照射間隔を長めに取ることを相談してみましょう。
医療脱毛は痛みが強いというのは、数年前の常識です。
近年では痛みの少ない脱毛機器が数多く国内に入ってきています。
美容サロンの方が痛みはありませんが、永久脱毛はできません。しっかりと脱毛するにはクリニックで受けるのがおすすめです。
その際にどのような機器で施術を行っているのかを調べておけば、痛みを抑えてなおかつ効果のある脱毛を行えます。
引用元:ウォブクリニック中目黒
ソプラノアイスプラチナムは、蓄熱式(SHR)レーザー脱毛器です。
特徴
引用元:ハートライフクリニック
ソプラノチタニウムは蓄熱式(SHR)レーザー脱毛器。
特徴
引用元:浜松中央クリニック
メディオスターNeXT PROは、蓄熱式ダイオードレーザー脱毛器です。
特徴
引用元:銀座肌クリニック
メディオスターモノリスは国内の人気機種「メディオスターネクストプロ」の後継機種。
特徴
引用元:エミナルクリニック
クリスタルプロは、医療脱毛をメインにした「エミナルクリニック」が独自で開発した脱毛器です。
特徴
ラシャは蓄熱式と熱破壊式の両方を搭載している脱毛器です。
特徴
ディランでは痛みの少ない脱毛機器を導入しているクリニックやサロンを地域別に探すことができます。
大手から地域密着型のクリニックまで網羅して、おすすめポイントまで紹介。
クリニックごとに使用機器の詳細を掲載しているので、痛みの少ないものを選びやすくなっています。
他にも部位別の料金や支払い方法、アクセスに口コミまでと医療脱毛やサロン探しに役立つ情報をわかりやすく解説。
脱毛は継続しなければ、効果が薄れてしまいます。ディランで痛みが少ない脱毛機器を導入しているだけでなく、通いやすさも考えて検討してみましょう。
福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修、東京慈恵会医科大学附属病院救急部所属。おうえケアとわクリニック院長。「男性の立場から医療と健康を考える」という視点でメンズクリニックを開業。