美肌やダイエット、免疫力アップにも効果的な「にんにく注射」。
手軽にできる美容方法なので、男性にも人気があります。
にんにく注射の効果や値段、副作用などについても詳しく解説していきます！
福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修、東京慈恵会医科大学附属病院救急部所属。おうえケアとわクリニック院長。「男性の立場から医療と健康を考える」という視点でメンズクリニックを開業。
目次
「にんにく注射にはにんにくが入っているの？」と実際の成分を知らない人が多いでしょう。
にんにく注射の成分について詳しく説明します。
にんにく注射には、にんにくの主成分であるビタミンB1をはじめとしたビタミンB群をカクテルした注射です。
ビタミンB群には、蓄積されてしまってなかなか取れない疲れやだるさの原因である乳酸を分解し、ダイレクトに疲労を回復させる即効性の高い成分が含まれています。
また、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制してくれるので、美肌効果も期待できます。
ビタミンは身体の中で合成することができない栄養素なので、にんに注射が効果的と言われています！
にんにく注射に実際に、にんにくは入っていません。
にんにくの主成分であるビタミンB1の成分がにんにくに似たようなにおいがし、注射を打つ時に、にんにくの臭いがするため「にんにく注射」と呼ばれています。
注射をしている時には、にんにくの臭いはしますが、打った後に身体からにんにくの臭いがすることはありませんので、臭いが気になる方でも安心して施術を受けることができます。
にんにく注射には男性に嬉しい、様々な効果が期待できます。効果別に詳しく解説していきます！
にんにく注射によりビタミンB1を補充することで、新陳代謝の活性化や、免疫のアップに繋がり、疲労回復に効果的です。
また、ビタミンB1が血管を通じて身体や脳にエネルギーを供給し血流が良くなり、蓄積した疲労物質を燃やして取り除くことができるので、肩こりにも有効です。
夏バテやだるさの原因であるビタミンB2の不足も補うことができるので、風邪の予防や疲労回復など、にんにく注射は忙しい方や働く男性の強い味方です！
にんにく注射は、美容や美肌にかかせないビタミンが配合されています。
ビタミンは体内で合成できない栄養素なので、サプリや食事から接種しますが、一番効果的に摂取できる方法が、にんにく注射です。
ビタミンB群には、皮膚や粘膜を強化する働きや肌の新陳代謝を促す働きがあります。
また、ビタミンCには抗酸化作用やメラニンの生成を抑制する効果があるので、シミやシワの改善に繋がります！
にんにく注射の主成分であるビタミンB1は、糖質を分解し体内にエネルギーを供給する働きがあります。
そのためビタミンB1が不足してしまうと、糖質を分解することができず、分解できなかった糖質が脂肪に置き換わってしまい、肥満の原因につながります。
ビタミンB1を補うことにより、糖質をエネルギーに変換する働きが活発になり、糖質が脂肪に置き換わってしまうことを防ぐため、ダイエット効果が期待できます。
にんにく注射には、ビタミンCが含まれています。
ビタミンCは病原ウイルスと戦う白血球の働きを強化する働きがあり、この作用によって免疫力がアップします。
また、ビタミンB1により新陳代謝が高まることで、蓄積した疲労物質を排出してくれるので、疲労回復にも繋がり、風邪を引きにくくなる効果も期待できます。
免疫力をアップしてくれるので、風邪などを引きやすい方の予防や、風邪の引き始めにもおすすめです！
ビタミンB1を補充することで、二日酔いの改善にも効果的です。
アルコールの分解には、ビタミンB1が必要不可欠です。
アルコールはビタミンB1の排泄を促してしまう作用があるので、ビタミンB1が不足した状態でお酒を大量に飲むとアルコールを代謝できずに二日酔いの原因になってしまいます。
にんにく注射でビタミンB1を補うことで、アルコールの代謝を促し、二日酔いを改善してくれます！
にんにく注射の持続性や、打つ頻度について詳しく解説します。おすすめの注射頻度もお伝えします。
にんにく注射は、静脈注射によって直接血管にビタミンB1を主成分とした薬剤を注入するため、すぐに効果を実感することができます。
持続期間は一般的に3日前後と言われていますが個人差があり、効き目の長い人は1週間という方もいます。
にんにく注射を受ける間隔に決まりはないので、必要に応じて接種しましょう。
にんにく注射の一般的な費用相場は、1回2,000～4,000円程度です。
安いところだと、1,500円程度で受けられるところもあります。
一般的なにんにく注射より多くのビタミンやアミノ酸を加えた、スーパーにんにく注射をしているクリニックもあり、1回4,000～5,000円程度が相場になります。
にんにく注射の主成分であるビタミンB1は水溶性のビタミンで、水に溶けやすく油には溶けにくい性質のあるビタミンです。
過剰に体内に取り入れたとしても蓄積されることはなく、尿と一緒に排泄されるので、副作用が現れることはほとんどありません。
しかし、薬剤なので稀に副作用が現れる可能性がありますが、にんにく注射を中止すれば、すぐに改善します。
にんにく注射の主な副作用の症状は以下となります。
・下痢
・頭痛
・発疹
・吐き気
・口内炎
・蕁麻疹
にんにく注射とプラセンタ注射の違いを上記にまとめました。
にんにく注射の他にプラセンタ注射と呼ばれる、ヒトの胎盤から抽出した栄養素、成長因子を体内に注入することで、体へのさまざまな効果が期待できる注射があります。
プラセンタ注射は美容効果を高める他、更年期障害や慢性的な疲労、肩こりにも効果的です。
にんにく注射と効果が似ていますが、美肌重視の方はプラセンタ注射、疲労回復を重視する方は、にんにく注射がおすすめです。
にんにく注射とプラセンタ注射は同時接種をしているクリニックや、プラセンタとにんにく注射を混ぜた注射を施術しているクリニックもあるので、どちらの効果も高めたい方は、同時接種もおすすめです！
しかし、プラセンタ注射は1度でも接種をすると一生献血ができなくなってしまうので、注意しましょう。
にんにく注射についてよくある質問をご紹介します。
にんにく注射は保険適用外の自費診療扱いです。そのため、料金は全額自己負担となります。
にんにく注射の主成分であるビタミンB1に含まれる硫黄により、注射する時にんにくの臭いがしますが、においはすぐに消えます。
注射後に息や体がにんにく臭くなることはなく、他人ににんにくのにおいが伝わることはありません。
にんにく注射はビタミンB群を主成分としているので、プラセンタ注射など、他の美容注射とも併用することが可能です。
美容効果を高めたい方は、プラセンタ注射との併用がおすすめです！
にんにく注射は腕の血管からする静脈注射です。
針を刺す時に多少の痛みはありますが、薬剤を注入している痛みはありません。
にんにく注射の主成分はビタミンB群なので体内に入って、害がある心配はありません。
しかし、人によってはアレルギー反応や消化器症状、口内炎などの副作用が起きる可能性もあります。
その場合は、にんにく注射を中止することで症状は改善されます。
にんにく注射についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。にんにく注射は上記のような方におすすめです！
にんにく注射は副作用も少なく、気軽に受けられる施術です。
さまざまな効果が期待できるにんにく注射をぜひ受けてみましょう。
まずは信頼できる医師のカウンセリングを受けてみましょう。
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