脱毛

ヒゲ脱毛は痛い?痛みを感じる原因や痛みを軽減する方法を解説

ひげ脱毛は痛いという評判を聞き、迷っている人が多いと思います。

ひげが濃い部分や皮膚の薄い部位のひげ脱毛は痛みが伴うものです。

ただ、対処の仕方がないわけではありません。

今回はひげ脱毛の部位別の痛みや回避する方法などを紹介していきます。

 

 

「ひげ脱毛を痛い」と感じる割合

「ひげ脱毛を痛い」と感じる割合

ひげ脱毛を実際に受けた人のなかで、痛いと感じた人はどのくらい存在するのでしょう。

アンケート調査をしたところ、「痛かった」「かなり痛かった」という人が50%とかなり多くいることがわかりました。

「少し痛かった」が35%のため、ほぼ痛みを感じなかった人は15%に過ぎません。

効果が大きいといわれている医療脱毛はエステ光脱毛に比べて、痛みは大きいです。

痛みの感じ方としては、以下の感想が挙げられています。

  • 輪ゴムで弾かれたような痛み
  • 針でチクチク刺されているような鋭い痛み
  • 強めに指で叩かれたような痛み
  • ライターで肌をあぶられているような感じ

痛みの感じ方はそれぞれですが、大かた上記の意見が多いです。

回数を重ねると痛みは和らいでいき、髭が少なくなればなるほど痛みはなくなっていきます。

初回の施術時が一番痛いと感じるのです。

ひげ脱毛が痛い原因

ひげ脱毛は「痛い」といわれるのはなぜでしょうか。その理由を具体的に挙げて解説します。

ひげはメラニン色素が多いから

ひげはほかの部位に較べて、メラニン色素が多いことから、痛みを感じやすくなります。

レーザー脱毛、光脱毛は黒に反応して熱を起こして脱毛させるもの。

レーザー、光ともに太いひげや密集している場所に対して反応が良くなり、その分痛みや熱を感じやすくなるのです。

顔の皮膚が薄いから

顔にかゆみや痛みを感じるのは、もともと皮膚が薄いからです。

そのため、レーザーや光を体のほかの部位と同じパワーで当てても痛みを強く感じてしまいます。

また個人差はありますが、乾燥肌や敏感肌の人も痛みを感じるケースがみられます。

脱毛時期は日焼け厳禁といわれていますが、これは顔が焼けているとレーザーがメラニン同様反応してしまうためです。

地黒の人も、痛みを感じやすいのは、そんな理由があるからです。

顔に神経が多く通っているから

顔には細い神経が無数に通っています。

脱毛器は、熱を起こして効果を上げるため、皮膚の内部に軽いやけどを負ったような状態になります。

そのやけどが痛みを呼ぶ原因です。

ただ、施術後にすべての人に起こる現象のため、照射がうまくいっている証でもあります。

ひげ脱毛の痛みの感じ方

ひげ脱毛の痛みにも、さまざまな感じ方があります。口コミでよく見られる実例を挙げて紹介します。

回数による痛みの感じ方

ひげ脱毛は、回数を重ねるごとに痛みが軽減されていくといわれています。

ここでは、口コミをもとに3度目までの反応を表にして紹介します。

 

脱毛回数痛みの感じ方
1回目輪ゴムで弾かれた痛み
おもちゃのエアガンで撃たれたような痛み
2回目1度目よりも痛いと感じる箇所が減った
麻酔の効果か痛みはなかった
3回目出力を上げたら痛かった
照射レベルが上がって2度目より痛みを感じたけど1度目よりは楽

これは医療レーザーの例です。

初回はほとんどの方が痛みを感じるようですが、2度目からは個人差があります。

照射パワーや麻酔をかけるなど、痛み方によっては相談してみるといいでしょう。

お肌の状態別の痛みの感じ方

次に肌の色や質、毛の量によっての痛みの感じ方を紹介していきます。

痛みが強い痛みを感じるほとんど痛みはない
肌の色地黒・日焼け肌普通の肌色白
肌の質乾燥肌普通の肌しっとり肌
ひげの量多い・濃い普通少ない・薄い

日焼けをしているだけでなく、地黒の人も痛みを感じやすくなります。

また乾燥肌も痛みを強めるので、施術を考えている場合は保湿をして肌の状態を整えておくといいでしょう。

ひげの量が多い方は、クリニックの医療レーザー脱毛であれば、麻酔をしてもらった方が良さそうです。

部位別の痛みの感じ方

最後に部位別の痛みの感じ方も紹介しておきましょう。

 

脱毛部位痛みの感じ方
鼻下施術時間は短めも、皮膚が薄くもっとも痛む部位。
ひげの濃い人は我慢できないほどの痛みを感じる場合も
あご・あご下やや痛むものの、鼻下ほどではない。
あご下よりあごの方が痛みは強い
毛が密集していないので痛みは軽め
骨が近いため、痛みより熱を感じる

ひげが太い、濃い鼻下や、人によっては濃いあご、あご下は痛みが強めです。

頬も人によっては太い人もいますが、ひげ脱毛のなかでは痛みが少なめ。

もっとも施術の多い鼻下は、クリニックであれば麻酔をした方がいいでしょう。

脱毛の種類別の痛み

ひげ脱毛には、大きくわけて3種類の方法があります。

  • ・医療レーザー脱毛/美容クリニック・脱毛専門クリニック
  • ・美容電気脱毛(ニードル脱毛)/美容皮膚科などクリニック・一部メンズエステ
  • ・光脱毛/エステサロン

それぞれメリット、デメリットはありますが、今回は痛みにポイントを当てて紹介していきます。

医療レーザー脱毛美容電気脱毛光脱毛
痛み強く感じるかなり痛みを感じる熱を感じる程度
効果永久脱毛永久脱毛減毛・抑毛

どこでも受けられるとなると、美容クリニックの医療レーザー脱毛とエステサロンの光脱毛でしょう。

1回毎の料金は医療レーザー脱毛が高いものの、回数が減るためエステサロンと変わりはありません。

逆に医療レーザー脱毛の方が安くなる場合もあります。

ひげ脱毛の痛みを軽減する方法

ひげ脱毛は多少の痛みは我慢しなければなりません。ただ、痛みを軽減する方法はあります。

ここからはひげ脱毛の痛みを軽減する方法を紹介します。

日焼けをしない

医療レーザーや光脱毛の照射は、黒いメラニン色素に反応して熱を起こします。

黒いひげをターゲットにできるのは、そのような特性があるからです。

ただ、日焼けをしてしまうと、レーザーや光が黒い肌に反応してしまい、脱毛する部位ではないところにも熱を起こしてしまいます。

これが痛みの原因となる可能性は高いので、脱毛施術期間は日焼けをしないようにしましょう。

脱毛の前後12時間は飲酒をしない

ひげ脱毛の施術前後12時間は飲酒を避けましょう。

施術前に飲酒をしてしまうと、アルコールが体に残留してかゆみや痛み、また炎症ややけどの原因となります。

照射パワーを弱くしなければならず、脱毛効果を弱めてしまいます。

施術後の肌は軽いやけどを負っている状態ですから、飲酒をすることにより炎症が悪化してしまうので、最低12時間は我慢しましょう。

血行が良くなる行為を避ける

施術前後は、ジムなどでの激しい運動、入浴、サウナなど血行が良くなる行動は避けましょう。

血行が良くなると、脱毛部位に赤みやかゆみが発生する可能性があります。

また体温が上がることで、乾燥することで肌トラブルを引き起こしてしまうこともあります。

施術後は入浴を控えて、ぬるま湯のシャワーで汗を流す程度に抑えておきましょう。

保湿をして乾燥を防ぐ

保湿をして乾燥を防ぐのも大切なことです。

脱毛施術を受けたあとの肌は、弱っている状態。保湿をすることで、毛嚢炎や炎症、色素沈着を起こしやすくなってしまいます。

日焼け対策はもちろん保湿クリームや乳液を使うと良いでしょう。

施術後はもちろん、この行動が習慣になっていくと、次回の脱毛施術の痛みも軽減できます。

麻酔の使用を希望する

美容クリニックでの医療脱毛であれば、オプションに麻酔が入っています。

笑気麻酔や麻酔クリームを使うことで、痛みを感じることはなくなるでしょう。

ただし、麻酔が使えるのは医師のみですから、エステサロンでは使えません。

痛みに耐えられない場合どうしたらいいか

痛みに耐えられない場合は、その場で医師や看護師、エステシャンに声を掛けましょう。

脱毛施術は痛みがあるものですが、我慢しすぎると炎症ややけどの原因になります。

痛みが強いことを伝えれば、冷却ジェルを縫ってくれたり、機器の出力を下げてくれたりなど対応をしてくれるはずです。

肌やひげの質は個人差があるもの。

「脱毛の施術は痛むもの」と思い込んでしまうと、トラブルのもとになるので我慢する必要はありません。

【最善策】蓄熱式レーザー脱毛を選ぶと痛くない

【最善策】蓄熱式レーザー脱毛を選ぶと痛くない

医療レーザーひげ脱毛の施術は痛みが強めです。

ただ、レーザー機器でも蓄熱式レーザーを採用しているクリニックを選ぶと痛みを軽減できます。

蓄熱式レーザー脱毛器は、蓄積された熱が少しずつバルジ領域にダメージを当てて破壊していくため、これまでの毛乳頭へ向けて広い範囲で照射していた機器よりも痛みは軽くなります。

また皮膚表面を冷却しながら施術を行うため、痛みだけでなくやけどのリスクも抑えられます。

美容クリニックでは、蓄熱式レーザー脱毛器を採用しているところが多いので、痛みに弱いという自覚がある人なら尚のこと蓄熱式を選んだ方がいいでしょう。

 

信頼できる医師の施術で、肌や毛に悩んでいるメンズはまずカウンセリングを受けてみましょう。

メンズクリニックディラン(Dylan)では、痛みの少ない最新の脱毛機を使用しています。

脱毛のお客様の問い合わせも多く、満足度が高いクリニックです。まずはカウンセリングを受診してみてくださいね。

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  • 監修者
    監修医師
    麻植 一孝
    院長

    福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修、東京慈恵会医科大学附属病院救急部所属。おうえケアとわクリニック院長。「男性の立場から医療と健康を考える」という視点でメンズクリニックを開業。