脱毛

ヒゲ脱毛の効果を感じる回数は?10回では効果がない?通う頻度・完了までの期間

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毎日のヒゲ剃りは面倒という男性は多いでしょう。

それだけでなく、ヒゲ剃り負けなどの肌トラブルに悩まされいる人も多くいると聞きます。

そんな悩みを解決してくれるのがヒゲ脱毛。

この記事では、ヒゲ脱毛の種類や効果、予算などを紹介。

効果がでるまで期間が必要なヒゲ脱毛ですが、知識をもっていれば不満や不安を持つことはなくなるはずです。

 

  • 監修者
    監修医師
    麻植 一孝
    院長

    福岡大学医学部卒業。東京慈恵会医科大学附属病院で研修、東京慈恵会医科大学附属病院救急部所属。おうえケアとわクリニック院長。「男性の立場から医療と健康を考える」という視点でメンズクリニックを開業。

 

ヒゲ脱毛の種類と効果一覧表

ヒゲ脱毛には、大きくわけて3つの施術方法があります。

まずは簡単な表にして、効果や回数を紹介します。

施術法レーザー脱毛美容電気脱毛(ニードル脱毛)光脱毛
薄くなる 3~5回5~6回6~8回
6~9万円15~20万円8~9万円
ツルツル10~15回以上12~15回20~25回
12~16万円35~40万円21~24万円
施術の痛み強い(麻酔使用可)かなり強い弱い
効果永久脱毛医療・永久脱毛/サロン・減毛減毛・抑毛

施術を受けるクリニック、サロンによって違いはあるものの、平均的な目安はこのような感じです。

次に内容を詳しく説明していきます。

ヒゲ脱毛の方法と回数

ヒゲ脱毛にかかる回数と効果の程度を、それぞれの施術法に分けて紹介していきます。

医療レーザー脱毛

ヒゲ脱毛でもっとも効果があるのは、医療レーザー脱毛です。

毛根と発毛組織を破壊することで、永久脱毛を可能にします。

施術回数ヒゲの状態
1回施術後1~2週間で抜け始める
効果はあまり感じない
3回(約半年)少し薄くなる
ヒゲを剃る回数が減り効果を感じ始める
6回前後(約1年)青ヒゲが目立たなくなる。濃くない人は施術終了も
濃いヒゲがだいぶ薄くなる
10回前後(約1年半)ヒゲ剃りをする部位が減る
ヒゲが生える量が減る
13回前後(約2年)濃いヒゲだった人もかなり生えにくくなる
ツルツルになる

狭い範囲にレーザーを当て、毛周期に合わせて細胞を破壊。

個人差やヒゲ脱毛の部位で違いはありますが、このような流れでヒゲが減っていき、最終的に生えなくなります。

美容電気脱毛(ニードル脱毛)

美容電気脱毛は、ニードル脱毛とも呼ばれています。

針を毛穴にひとつひとつ刺していき、電気を流す脱毛法です。

クリニックだけでなく、メンズエステサロンでも受けられます。

施術回数ヒゲの状態
1回施術後すぐに抜けるものの、普通に生えてくる
効果は感じられない
3回(約1カ月)ヒゲの量が減り始める
効果を感じ始める
6回前後(約3カ月)青ヒゲが目立たなくなる。濃くない人は施術終了も
ヒゲ剃りの回数が減る
10回前後(約1年)ヒゲが濃かった人も青く目立つことがなくなる
ヒゲが生えるペースが減り、ヒゲ剃りが2~3日に1度になる
15回前後(約2年)濃いヒゲだった人もかなり生えにくくなる
ツルツルになる

医療レーザー脱毛と終了はほぼ同じぐらいですが、施術間が短めなのが特徴です。

毛穴1カ所にそれぞれ針を打って電気を流すため、脱毛範囲が広い人は料金が高くなります。

またクリニックでは永久脱毛、メンズエステサロンは減毛と効果に違いがあることは覚えておきましょう。

エステ光脱毛

エステサロンの脱毛の多くは光脱毛を採用しています。

医療レーザーや美容電気脱毛と較べると、痛みが少ないのが特徴です。

施術回数ヒゲの状態
1回施術後すぐに抜けるものの、普通に生えてくる
効果は感じられない
3回(約半年)薄くなったような気がする
6回前後(約1年)青ヒゲが目立たなくなる
ヒゲ剃りの回数が減る
10回前後(約1年半)ヒゲの量がだいぶ減り、脱毛を終える人もいる
ヒゲを剃る回数が減る
15回前後(約2年)全体的に生えにくくなり、脱毛終了の人が増える
濃い人はまだ生えてくる
25回前後(約1年半)濃い人も生えにくくなってくる
ツルツルになる

コース料金が安く、比較的気軽に受けられるのがエステサロンの光脱毛。

ただ、医療レーザー脱毛や美容電気脱毛に較べ、脱毛効果を感じる時期にズレがあります。

また、永久脱毛ではないため、ある程度の期間を空けると、ヒゲは生えてきます。

ヒゲの各部位のツルツルになるまでの脱毛回数

ヒゲの部位によっても、脱毛効果は違ってきます。

ここでは部位別のツルツルになるまでの脱毛回数を、医療レーザーと光脱毛に分けて紹介していきます。

頬・もみあげ・あご下・首の脱毛

効果の度合い医療レーザー脱毛光脱毛
ヒゲ剃りの回数が減る約3回約8回
ヒゲ剃りをしなくて良くなる約5回約10回
ツルツル肌になる約8回15回以上

鼻下・口下・あごの脱毛

効果の度合い医療レーザー脱毛光脱毛
ヒゲ剃りの回数が減る約5回約10回
ヒゲ剃りをしなくて良くなる約10回約15回
ツルツル肌になる約15回20回以上

各部位で脱毛の効果が違う理由

部位で効果が違うのは、ヒゲの密度や太さが関係しています。

頬、もみあげ、あご下そして首は、ヒゲの密度が比較的少なく、薄くなるまでの回数を抑えることができます。

ヒゲがもともと濃くない人なら、医療レーザー脱毛で3回、光脱毛でも8回前後で効果を感じられるでしょう。

鼻下、口下そしてあごは、ヒゲの密度が濃く、太さもあります。

そのため脱毛の回数が増えていきます。

最低でも医療脱毛で5回、光脱毛なら10回は必要と考えておきましょう。

ヒゲ脱毛に通う頻度

ヒゲ脱毛に通う頻度は、2カ月に1度ぐらいのペースがベストだといわれています。

それは、ヒゲの成長期、毛周期に合わせて施術をするのが効果的だからです。

その理由は2つあります。

・成長期のヒゲはメラニン色素が強い

・成長期は、毛乳頭・毛母細胞・バルジ細胞とつながっている

成長期のヒゲはメラニン色素が強いため、大きな効果が得られます。

成長期は、毛を作る組織の毛乳頭、毛母細胞、バルジ細胞とつながっているため、施術効果が毛根まで届くことで、成果が上がりやすくなります。

ヒゲの毛周期のペースは、4カ月から1年間が成長期を終え、1カ月半から3カ月ほどの休止期に入るとされています。

休止期から成長期へ入るタイミングにもっとも合いやすいのが2カ月に1度。

ヒゲ脱毛の通う頻度がクリニック、エステサロンにかかわらず2カ月なのは、毛周期から導き出されたものなのです。

ヒゲ脱毛の施術にかかる時間

ヒゲ脱毛の施術にかかる時間は、医療レーザー脱毛で約30分、エステサロンの光脱毛で約15分です。

クリニックで受ける医療レーザー脱毛の場合は、麻酔の有無、薬を塗るなどの施術後のケア。

エステサロンの場合は、パックをするなどのサービスが脱毛メニューに組み込まれているなど、施術以外の時間もあるので受けるところによって違いは出てきます。

ヒゲ脱毛が完了まで時間がかかる理由

ヒゲ脱毛が完了まで時間がかかる理由

ヒゲ脱毛は完了するまで、ほかの部位よりも時間がかかるとされています。その理由を解説していきましょう。

毛周期のサイクルが長いから

ほかの部位に較べて、ヒゲは毛周期のサイクルが長めです。

ヒゲの成長期は4カ月から1年、退行期と休止期が2カ月から3カ月で、約半年から15カ月のペースで成長していきます。

医療レーザー脱毛であっても、効果があるのは成長期だけです。

毛周期に合わせると2カ月に1度のペースの施術となり、すべてのヒゲに当てるためには最低でも3回は必要になります。

毛根が深いから

ヒゲはほかの部位と較べて、毛根が深くレーザー照射が届きにくいということもあります。

また、皮膚が薄く強い照射をすると肌トラブルを起こしてしまう場合があり、繊細にレベルを下げてレーザーを当てなければなりません。

近年の脱毛機器は性能が上がっていて、期間が短く効果は高めなものが出てきましたが、それでも2カ月程度空けることが安全性と効果を両立させるためには必要なのです。

10回で効果が実感できない時の対処法

10回で効果が実感できない時の対処法

ヒゲ脱毛の効果の見極めは、10回がひとつの目安になっています。

もし、10回施術を受けても効果が感じられない場合はどうしたいいのでしょう。

具体的な例を挙げて紹介していきます。

脱毛の方法を変える

エステサロンの光脱毛や家庭用の脱毛器の場合、効果を感じられないことが多くあります。

もともと太いヒゲではない、そこまで濃くはないのであれば十分かもしれません。

ただ出力が弱いため濃いヒゲの場合は、何度受けても生えてきてしまうことがあるでしょう。

どうしても脱毛をしたいなら、濃いヒゲなら医療レーザー脱毛がもっとも効果が得られる方法だといえます。

出力を上げてもらう

ヒゲ脱毛は皮膚の薄い場所に当てるため、出力を抑えて施術するケースがほとんどです。

ただ10回ほど受けても効果が見えない場合は、出力を上げる相談をしてみましょう。

肌トラブルが起こってしまうことがあり、痛みが強まることも覚悟しなければなりません。

そこまで考えて、相談をすれば危険がない程度まではあげてくれるでしょう。

自己処理の方法を正しくする

ヒゲ脱毛の施術は、毛周期に合わせて行っています。

自己処理を誤ってしてしまうと、毛周期が乱れてしまい、脱毛施術の効果を落としてしまう可能性が高まります。

施術にはプランがあるので、自分で毛を抜くなど自己処理は医師やエステシャンに相談してからにしましょう。

普段から保湿ケアをする

施術の間隔が空いているときにすべきなのは保湿です。

脱毛は肌に負担がかかります。

それだけでなく、普段の保湿は肌の健康状態を上げて、脱毛効果を高めてくれます。

乾燥肌は脱毛で痛みを強めてしまうだけでなく、効果も下げてしまうことになりかねません。

毛抜きなどの誤った自己処理はいけませんが、保湿はしっかりとしておきましょう。

どんな方法が良いかは相談すれば答えてくれるはずです。

ヒゲ脱毛は永久脱毛が可能

クリニックで受ける医療レーザー脱毛は、永久脱毛が可能です。

毛周期に合わせなければならないため、根気よく通わなければなりませんが、途中でやめてしまうことがもっとも意味がありません。

回数を重ねていけば、すべての毛根にレーザーが当てられ、すべてのヒゲを生えなくすることが可能です。

ただ、永久脱毛であるため、ヒゲが欲しいと思っても2度と生えることはありません。

また、デザインを決めて脱毛した場合は、ほかの形にすることができないことも覚えておきましょう。

ヒゲ脱毛の回数のまとめ

ヒゲ脱毛は、2カ月に1度程度の間隔を空けて、継続していけば効果は必ず表れます。

特に医療レーザー脱毛であれば、永久脱毛をすることが可能です。

朝剃っても夕方には生えてきて電気ヒゲ剃りを持ち歩いている、剃ったあとの肌が青く見える…などの悩みをもつ人は、ヒゲ脱毛を検討してみましょう。

ある程度の支出そして時間はかかりますが、手間と見た目と引き換えになると自分なりに考えて答えを出すことです。

 

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